スモークチーズはQBBチーズ、ファミリアチーズなどを好みの大きさに切ります。
私は細長いのが好きなので、800gのQBBチーズは十字に切って4等分に、350gのファミリアチーズは縦に2等分します。
切れてるチーズでも可能ですが、アコーディオンのように広がってしまうのであまりおススメしません。
【 材 料 】
チーズ 網に乗るだけ
段ボール
ウッド
※ウッドはチーズにはウィスキーオークが最高です。でもウィスキーオークのウッドは湿気が多いので火種が立ち消えしやすいのが難点です。15分から30分おきには火が消えないか見ながら燻製しましょう。私は昨年は大きな箱を使ってリンゴとウィスキーオークの2種類同時に火をつけてスモークチーズを作りました。ウィスキーオークは火が消えやすくて色が付きにくいのに対し、リンゴのウッドは火が消えにくく色が付きやすいからです。美味しかったですよ(*^^)v
【 作 り 方 】
・段ボールとウッドを使って温燻です。
・装置はコチラを参考に段ボールで作ります。
※チーズは前日から常温に戻しておきます。冷えた状態から燻製すると急に温まって汗をかいてしまいなかなか煙がつきません。
※チーズの場合は箱は大きめが良いです。ウッドの火で庫内温度が高くなりがちなので、チーズが温まって変形しやすいのです。ですからウッドの挿入口付近にウッドのトレーを偏らせて置き(段ボール引火にご注意ください)、なるべくウッドから位置にチーズを置きましょう。ウッドの真上にはウィンナーやさきイカなど熱の変形の心配がないものを置けば無駄がなくて良いと思います。
※箱によって煙の密閉度が違うので、何時間で完成という決まりはありません。好みなだけ香りが付けばOKなので、好みの色まで燻製してください。最低2時間くらいは燻製したらいかがでしょうか。私はいつも飴色になるくらいまで色付けたいので、12時間くらい燻製することが多いです。あまり長時間でも表面や角っこの乾燥との戦いにもなりますが・・・
※途中で箱を空けても大丈夫なので、時々様子を見ながら良い燻製に育つ過程も楽しんでくださいね(*^^)
↑乳山ならぬチーズ山
↑ネットからの拝借画像。段ボール片でも燃やせば着火するでしょう。
↑こちらも拝借画像… こんなライターでも着火するんですね( ^ω^ )
私はいつもカセットボンベトーチで着火しています。
↑長時間のウッド燻製はこのようにウッドを蚊取り線香のように円にくべます。
※段ボールが小さいと庫内温度が上昇するのでチーズが溶けやすくなります。この場合は写真でご紹介したウッドを半分に割って着火断面積を小さくしています。くべた写真の下の方に写っているウッドは縦には破れないし太いのでチーズが溶ける心配があります・・・
↑北浦スモーカーさすがの密閉度・・・(⌒-⌒; ) もくもくすぎじゃ・・・
峯ちゃんが来て、チーズが汗かいてるんだよー溶ける寸前だよーって報告したら
「そんな直射日光の当たるところでそのステンレススモーカーだったらウッドの面積云々かんぬんは別としても勝手に温度上がっちゃうでしょ」
・・・と。
そーだよねそーだよね・・・(´Д` )
だって太陽があたる綺麗なところで美味しそうな写真撮りたかったんだもーん・・・(´Д` )
急遽日陰に移動して続きのスモークを続けました。
↑峯ちゃんに抱かれるチーズ。やっぱりちょっと溶けて変形していますね。
↑スキュアに刺して炙って食べましたよー😋
↑こちらは 2014年の燻製BBQの分。この年は段ボールで燻製しました。
たくさん作ってラップに包んでジップロックに入れて冷凍しておくと、いつでも食べられたり急なホームパーティの差し入れに喜ばれたりして重宝しますよ😆
皆さんもどーぞやってみてください😊